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膝前十字靭帯損傷の理学療法・リハビリテーション

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膝前十字靭帯損傷とは

膝には主に4つの靭帯が存在し、前十字靭帯(以下、Anterior Crucial Ligament:ACL)、後十字靭帯、内側・外側側副靭帯があります。

ACLは膝関節の靭帯の中で最も重要な靭帯であることが知られています。

ACLを断裂すると膝の不安定性が出現し、膝崩れを生じる為、スポーツ復帰は極めて困難となります。

また、ACL断裂を放置していると受傷後の経過の中で2次的障害(半月板損傷など)を生じる危険性が高くなり、将来的に変形性膝関節症を発症する確率が高いと言われています。基本的には手術療法が必要となり、スポーツ復帰を希望する場合、手術は必須となります。

ACL断裂の受傷形態

ACL断裂の受傷形態として外因性損傷と内因性損傷に分かれます。

外因性損傷:直接的、もしくは間接的に強い外力が膝関節に加わり損傷する場合です(例:ラグビーでの対人接触など)。

内因性損傷:個人の能力に影響するステップ動作やジャンプ動作などで生じる場合です。

内因性損傷において受傷しやすい状況:

  • 膝関節を内側に捻った場合・・・ACL断裂の中で最も多い受傷状況です。
  • 膝関節を外側に捻った場合
  • 膝関節が過度に伸ばされた場合

再断裂の予防

ACL術後において最も回避しなければならないのは再建靭帯の断裂です。

再断裂した症例の初回受傷時の受傷形態が内因性の損傷であった場合(ジャンプでの着地や、切り返し動作での受傷)は内因性の動作により再断裂を引き起こす可能性が高くなりますが、外因性で受傷した場合でも内因性が原因で再断裂する可能性があります。内因性による動作(特に多いのが膝が内側に捻られる動作)を修正し、各個人の動作の特徴をとらえたリハビリメニューを作成する必要があります。

膝ACL損傷手術後の理学療法・リハビリテーション

リハビリ内容は再建靭帯へのリスクを配慮し術後のプロトコール(計画)に従って、実施しています。ここでは、順天堂大学付属練馬病院のプロトコールを基に、リハビリテーションの内容を紹介します。

術後回復期(0〜8週)

術後は、手術の影響により関節が腫れ、痛みなどの炎症症状が生じるため、アイシングや弾性包帯による圧迫により対応します。

炎症期には術創部に十分注意しながら膝蓋骨の動きや、皮膚の動きを良くするようなリハビリが必要です。膝関節周囲の筋力は低下しやすいため、早期から安全な範囲で膝関節の運動を開始します。

また、膝関節の可動域制限、筋力低下に対するリハビリ以外にも患部以外の筋力が低下しない様にエクササイズを実施します。

動きの動作開始時期(9〜14週)

炎症症状・膝関節可動域の改善に従い、非荷重下での運動と併用し、荷重下での運動(スクワットなど)も行います。膝関節可動域が不十分な場合、可動域を改善するための軟部組織リリース、ストレッチなどを継続していきます。

   

基本的な動作を評価し、各個人での動作パターンの修正を行なっていきます。

 

また、医師の指示の基、固定式自転車(エアロバイク)、ジョギングを開始します。

復帰準備期(15〜20週)

筋力の回復(健側と比較して60%以上)と、中等度のスピードでのスポーツ動作を行います。

 

復帰前期(21〜24週)

筋力の回復(健側と比較して80%以上)と、トップスピードでのスポーツ動作を行います。

スポーツ選手の復帰時期は手術の方法・プロトコールの内容によって異なります。患者様の状態、競技特性に応じて復帰時期は異なります。

プレー中の動作、日常生活での運動パターンには人それぞれに特徴があります。当院では、個人の機能的特性(筋力、柔軟性など)や運動特性、特徴を十分に考慮してリハビリを行っています。また、膝のみのリハビリだけでなく、膝のコントロール獲得のため、体幹筋、股関節、足関節など全身的に理学療法士が評価し、患者様にとって必要なメニューを適宜加えたリハビリを提供していきます。

お気軽にお問い合わせ下さい。 TEL 042-439-7031

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