動作練習のポイント

  • 運動量の目安:10回、2〜3セット
  • 基本動作を行う時に行う。
  • 痛みのでない範囲で運動を継続する

ホームエクササイズの注意点

当院では患者様の個々の状態また身体機能に応じて理学療法士がホームエクササイズの方法・運動量を調整しています。

ホームエクササイズの方法および運動量は画一的なものではなく、個々の患者様に合わせたものが必要です。

ホームエクササイズの実施については、理学療法士の指導に沿って行ってください。

基本動作

立ち上がり

  1. 骨盤を立てる。
  2. 骨盤から動きだし、上半身を前に移動させる。
  3. 両足に体重が乗ってくるタイミングで、立ち上がる。

立ち上がりは一日の中で何十回も行います。

良い立ち上がりを心がけることで、身体の使い方が良くなり、腰・膝などへの負担が軽減します。

 

良くない立ち上がり動作

胸からおじぎする動作は、骨盤を立てる動作がないため、不十分な体重移動や良くない筋肉の使い方をしてしまいます。

「おじぎしましょう」というアドバイスだと、この立ち上がり方になりやすいです。

立ち上がりは、最初に「骨盤を立てる」ことが大切です。

図 左)立ち上がり時に膝がつま先に対して内側に入り、膝の内側に負担をかけています。膝の内側が痛いという方は、立ち上がり時の膝の向き、また、つま先の向きを確認しましょう。

図 右)怪我していない足(良い足)で立ち上がる。

組織に負担をかけてはいけない時期、組織の治癒を促進する時期は、良い足で立ち上がる(=左右不均等の立ち上がり)ことが必要です。

しかし、組織の回復がみられた後はなるべく早く均等な立ち上がり方に戻す必要があります。

 

図 左)お尻が浮くタイミングで腰がそる。股関節の動きがよくない、腰椎の動きをコントロールできていない場合があります。

図 右)立ち上がった時につま先がうく。お尻が椅子から離れる(離殿)動作のタイミングが合っていない、立ち上がる方向が真上になっている場合によく見られます。

立ち上がりの方法は患者様によって異なります。

理学療法士が患者様の立ち上がり方を評価し、患者様に合った修正方法また立ち上がり方を提案いたします。