インソールとは

インソールとは、“治療用の中敷”です。

当院では、インソール作製の知識を技術を備えた理学療法士によるインソール作製を行っています。

足サイズ・足の形態・立位姿勢の評価に加え、歩行などの動作を確認しながら調整することで、より機能的なインソールを作製しています。

インソールで軽減・改善が可能な症状

・外反母趾・内反小趾・扁平足・浮き趾
・脚長差(左右の下肢の長さの違い)、膝の変形(O脚・X脚)
・変形性膝関節症・変形性股関節症・ 腰部脊柱管狭窄症
・腸脛靱帯炎、鷲足炎、ACL損傷、膝半月板損傷
・アキレス腱炎、足関節捻挫・シンスプリント・足底筋膜炎
・慢性の膝・腰の痛み、歩行時のバランス低下

* 使用する中敷、パーツ、特殊加工により料金が異なります。
* インソール作製料金・調整料金とは別に、リハビリテーション料金が発生します。
* インソール作製には、医師の診察が必要な場合があります。
* インソール作製は、自費(保険適応外)となります。

インソール作成の流れ

1. 足サイズ計測

足のサイズを計測し、理想の靴サイズ(長さ、2Eなどのウィズ)をご提案します。足のサイズ計測は、足にフィットする靴選びの基本となります。
多くの方が実際のサイズよりも大きい靴を履いています。大きすぎる靴は、足関節、膝関節、股関節・腰への負担を増大させ、痛み・変形の原因となります。

2. フットプリント採取

フットプリンターを使って、足の形態・変形(外反母趾・内反小趾・浮き趾・扁平足など)、体重のかかり方(前方・後方重心)を確認します。

3. 歩行観察・動作分析

歩き方を詳しく観察して、バランス、負担のかかり方をチェックしていきます。スポーツ選手に対しては、実際のスポーツ動作(ステップ、ジャンプ、切り返し)を確認していきます。

4. 説明

痛みの原因がどこにあるのか、ご説明します。靴が問題となっている場合、最も適した靴をご提案します。靴を変えることで問題が解決される場合、インソールを作成しないこともあります。靴を確認した上で、インソールが必要となった場合、インソール作成をご提案します。

5. インソール作成

アーチパット、付加パットなどを用いて、靴に合わせたインソールを作成し、グラインダーで調整していきます。

 

6. 調整

インソールは1回で作成できる場合と、複数回に分けて作成する場合があります。長年かけて起きた関節の変性、痛み、脚の長さの違いなどがある場合、複数回に分けてインソールを作成します。

インソール作製の注意点

  • 当院では、まず足サイズ(足長、足幅、ウィズ)を測定して、足サイズと実際に履いている靴が合っているか評価します。靴と足サイズが明らかに違う場合、足サイズに合う靴をご提案しています。
  • 作製しているインソールは、調整をしながら完成していきます。調整の回数は人によって違いますが、3~6回くらいで完成となります。調整の頻度は2~4週間に1回が理想的です。
  • インソールを使用することによって歩き方が変わり、今までと違った筋肉の使い方をします。急激に活動量を増やさないように気をつけてください。
  • インソール使用開始後、3~4日くらいは筋肉痛の様な症状がでる場合があります。1週間以上続くような違和感や痛み、母趾の付け根に水ぶくれなどができるようでしたら、インソールの修正が必要ですので、当院にお電話ください。
  • 長い期間かけて出来た骨の変形や脚長差に対するインソール作製は、時間をかけて徐々に変えていきます。一度に変えてしまうと身体が順応できない場合があるからです。
  • 中敷の表面は洗って頂いても構いませんが、パッドが貼ってある靴側の面は洗わないで下さい。パッドは強固に接着してありますが、水に対して非常に弱く、ずれる事があります。パッドがずれると効果が下がってしまいます。雨で濡れてしまったり、運動などで汗をかいたりしてインソールが濡れてしまった場合は、陰干しで乾かして下さい。
  • インソール作製後に靴を変更しても症状がない場合、経過観察で構いません。インソールがないと症状が再出現する場合、再度、診察を受けてください。医師がインソールの作製が必要と判断した場合のみ、インソールの作製が可能です。