こんにちは、理学療法士の小柳です。

ついに、7/24から8/8 までの日程で2020TOKYOオリンピックが始まりますね。

今回はオリンピックの歴史と新しい種目について解説していきます。

オリンピックの歴史について

オリンピックは、みなさんご存知の通り4年に1度開催される、スポーツの祭典です。

この大会では、選手の強さを競うだけではなく『スポーツを通した人間育成と世界平和』が目的とされいます。

オリンピックの歴史は、非常に古く2800年も前に古代ギリシャのオリンピア地方で行われていた、『オリンピア採点競技』と言われています。

古代オリンピックの最初の競技は、『競走』の1種目だけしかなかったそうです。

競走の距離は、約191m でギリシャ神話に登場するゼウスの一歩にあたるそうです。

すごい広い歩幅ですね。笑

近代オリンピック

近代オリンピックは、フランスのピエール・ド・クーベル男爵が提唱し、実現しました。

第1回目は、古代オリンピックを行っていたギリシャのアテネで開催されました。

日本を聖火リレーで巡っている聖火もアテネで採取された火が巡っていることをご存知でしたか?

今年、TOKYO で行われるオリンピックは、第32回目の夏季オリンピックとなります。

近代オリンピックでは、開催する都市がいくつかの競技を開催都市枠として選ぶことがあります。

TOKYOオリンピックでは、空手・スケートボード・スポーツクライミング・サーフィンの4競技16種目が開催都市枠として行われることになっています。

日本で古くから行われている空手だけではなく、若者に人気でスポーツとしても、ファッションや文化として発展している、スケートボードとサーフィンが新競技に選ばれました。

新競技 スケートボード

スケートボードという競技特性上、正式な競技人数はわかっていませんが日本国内で40万人、世界中では5000万人もいて、横乗りスポーツでは一番多いとされています。

その中でも若い方の参加が多く、日本代表選手は10-20代の選手が選ばれています。

パークの競技では、スノーボード ハーフパイプで銀メダルを取った平野選手も出場されます。

2種目でオリンピックへの出場なんて大変な努力が必要だなと考えさせられます。

オリンピックのスケートボード競技は、2種目に分けられます。

階段や手すりなど街並みを再現したコースで直線的なトリックをメインとする『ストリート』と複雑な曲線で作られており、空中に飛び出したりするトリックが多い『パーク』があります。

パークでは、45秒の時間で様々な技を見せ合い、ストリートもパークも表現力で競います。

ちなみに、トップクラスの選手ではパークのエアトリックで2回転もするそうです。

様々な、技やスピード感のある競技で今から私も非常に楽しみにしています。

ちなみに、私はスケートボードもサーフィンも何度か体験したことがありますが、立つことも大変で、見ている以上にバランス機能や体幹の安定性が必要なスポーツだなと感じています。

そんな、スケートボードですが騒音や怪我の危険性などから都内などでは公園でスケートボードをの利用を禁止しているところも多く、当院の近所にある、『あらやしき公園』もスケートボードの利用を禁止しています。

西東京市でスケートボードを行うなら、西東京いこいの森でスケートボードを行えるパークがあり、興味のある方は怪我に充分気をつけて体験してみるとよりオリンピックを楽しく見れると思います。

また、当院には新競技に含まれている空手の有段者や趣味としてスポーツクライミングを行なっているスタッフがいます。

他にも、さまざまなスポーツ経験があるスタッフがいますので、新しくやってみたいスポーツやパフォーマンスについても、いつでもお気軽に相談をしてくださいね。

理学療法士 小柳智哉