
こんにちは、理学療法士の川添です。
毎年のこの時期には、私の母と祖母と一緒に夏野菜を育てています。患者様の中でも野菜を育てている方は結構いらっしゃいますね。
育てている作物は、胡瓜、茄子、ゴーヤ、オクラ、いんげん、モロヘイヤなどなど...。
自分で育てた野菜には愛着が湧きますし、一段と美味しく感じます。
自分で育てて、食べる過程には土を耕し、苗を植え、枯れないように水をやり続け、収穫する...、と大きな労力と時間が必要になります。加えてこの季節はとても暑いので体力もかなり奪われます。
畑での一仕事を終えるととても腰が疲れます。
自ずと背丈の低い作物に対して、前かがみの姿勢を長時間続けてしまっていることが考えられます(例:草いじりなどの姿勢)。
このような動きは腰椎に負担がかかり、腰椎周囲の筋肉を働かせ、疲労や疼痛につながる可能性があります。
そこで、腰椎に負担をかけないようにスクワット動作に必要な股関節を意識した動きを取り入れてみたり、姿勢を変えたりすることで、腰部の疲労はかなり減って、長時間の畑仕事が可能になります。
実際に私も腰部疲労を経験し、このような工夫をすることで改善することができました。
これは、股関節をうまく使ってお尻の大きくて馬力のある筋肉が働くことで、効率の良い動きができたからだと推測します。
普段、リハビリ中にリフティングやスクワット動作を指導する立場ではありますが、普段何気なくやっている動作を改めて考えると、自分の体をケアしていくことが大事であることを実感しました。