
こんにちは、理学療法士の佐藤です。
よく患者さんとの会話で、体が硬くなったと話題に出ることの多い関節の1つに股関節があります
股関節とは、骨盤と膝の間にある関節で、前や後ろ、横、回すなどの様々な動きを行う自由度の大きな関節です
股関節を柔らかくすることで、
まっすぐな座り姿勢をしやすくなる
膝や腰の負担を減らしやすくなる
スポーツでは動きの幅が広がり、パフォーマンス向上につながりやすいなど
たくさんのメリットが得ることができます
今回のブログでは、股関節の柔軟性に大きな影響を与えるお尻の筋肉のストレッチを紹介します
お尻の筋肉のストレッチ

人工股関節などの深屈曲に制限や注意の必要な方は理学療法士と相談してから実施しましょう
方法
- 四つ這いの姿勢になり、頭から骨盤までまっすぐになるように背骨を反らせます
- 筋肉を伸ばしたい側へ臀部をできるところまで横、真下に向かって下げます
うまくストレッチされるとお尻の筋肉に伸びるような伸張感が出ると思います
実施中、実施後に痛みが残る場合は無理に続けないようにしましょう
片側30〜60秒3回を目安に行いましょう
股関節にソケイ部に詰まり感や痛みが出る方は
・伸ばしたい側の膝を外に向けながら同様に行う
変化ない場合は無理に行わないようにしましょう
股関節の柔軟性を高める方法として、四つ這いでのストレッチについて紹介しました
お尻の筋肉をストレッチする方法は四つ這いの他にも寝ながらや座りながら行う方法、床で行う方法など様々です
今回紹介した四つ這いでの方法は体重を股関節にかけながら行っているため比較的詰まり感が出にくい方法です
股関節が硬くなる原因には、ストレッチを行う習慣がない、筋力低下による股関節の負担が増えている
普段の仕事・日常生活での姿勢や体の使い方など原因は様々です
当院では、理学療法士が一人一人のお身体の状態を評価し、目的に合ったエクササイズ・アドバイスを行なっています。
股関節に関わる痛みやお困りがある方、理学療法士によるリハビリテーションを受けたい方、保谷駅徒歩2分の当院までお気軽にいらしてください。