こんにちは、理学療法士の中束宣仁です。

 

6月、7月とサッカー日本代表の試合が多くあり、11月のカタールW杯が近くなるにつれ楽しみになってきますね。

 

私も、日本代表が初めて出場した1998年フランスW杯を、小学生の頃に夢中で観戦したのを思い出します。

 

W杯を見て、将来の日本代表やプロ選手を目指す小学生も多くいるのではないかと思います。

ジュニア年代のトレーニング

毎週月曜日に外部活動として、ジュニア年代(小学1年から6年生)のサッカーコーチをやっています。

 

ジュニア年代のトレーニングでは、段階的にサッカーに必要な要素を構築していくことが重要になります。

 

 

自分・・・自分の体を動かす【走る、ジャンプなど】

自分/ボール・・・自分とボールの関係性【ボールスキル、ボールコントロールなど】

自分/ボール/相手・・・相手との関係性【攻撃と守備の概念、1vs1など】

自分/ボール/相手/味方・・・相手や味方との関係性【個人戦術、グループ戦術など】

 

<練習風景>

●自分/ボール:ボールコントロール(ドリブル)

 

ボールコントロールのトレーニングでは、自分の体を動かしながらボールスキル(技術力)を高める目的として行います。

 

この段階では、自分で意図した体とボールの動きが自由にできることが重要になります。

 

●自分/ボール/相手:1vs1(ボールキープ)

 

1vs1のトレーニングでは、ボールを保持していれば攻撃、ボールを保持していなければ守備となります。

 

そのため、攻撃と守備のそれぞれに必要な要素が求められます。また、写真のようにボディコンタクトも増えてきます。

 

そして徐々に人数を増やし(4vs4、5vs5など)ゲーム形式のなると、さらに戦術的な要素が加わり複雑になってきます。

 

全体でのトレーニングでは、個人スキルからゲーム形式まで行います。通して行うことで、最初トレーニングしたことがゲームで活かされているか確認できます。また、新たな課題が見つかることもあります。

 

このように、段階的にトレーニングを行っていくことでより質の高いサッカーに進化していきます。