こんにちは、理学療法士の中束です。
当院では、各理学療法士が内容を決めて、定期的に院内勉強会を行っています。
新たなスタッフが入ったこともあり、今回は『足関節のテーピング』について、知識の確認と実技の確認を行いました。

テーピングの必要性
テーピングの目的として、疼痛の軽減、損傷部位への過負荷防止、再発予防などがあります。
とくに急性期は、疼痛の軽減と損傷部位への過負荷防止が重要になります。
損傷部位への過負荷を軽減させ、疼痛をコントロールすることで早期からのリハビリテーションが進めていきやすくなります。
<テーピングのメリット>
・応急処置や急性期の治療として対応できる
・巻き方やテープの種類を変えることで、制動性と可動性を調整できる
・再発予防やパフォーマンス向上のためにも使用できる
<テーピングのデメリット>
・巻き直しが必要になる(通院が必要)
・かぶれなど皮膚トラブルが起きる場合がある
・慣れていないと自分で巻くことが難しい
テーピングによる対応が難しい場合には、ブレース(装具)やサポーターによる対応も可能です。
テーピングの巻き方
足関節テーピングのテクニックとして、以下のようなものがあります。
- アンカー
- スターアップ
- ホースシュー
- サーキュラー
- フィギュアエイト
- ヒールロック
当院では、これらのテクニックをベースに組み合わせやテープの種類を変えることで、個々の状態に合った対応を行っています。
具体例として、batllewin(バトルウィン)での巻き方を紹介します。
【足首のテーピング 基本/応用】