こんにちは、理学療法士の佐藤です。

今回のブログではロッククライミングにまつわる貴重な経験をさせてもらったのでそのお話をしたいと思います。

フリークライミングは、命の確保するためのロープやボルトといった最小限の道具で自分の身1つで岩壁を登るスポーツです。

岩壁の好きなところを登ればいいというわけではく、岩壁のなかでも弱点とも言える登れそうなところにルートをつくります。

Aルートから登ると、Bぐらいの難しさ

Aルートの隣にあるCルートから登ると、Aルートより簡単なルートといった具合に、トポと呼ばれる岩の地図に記載されています。

そのトポにも記載されていない手付かずの岩に自分のルートを見出し、ボルトを打つことをルート開拓(スポートルートの)と呼ばます。

今回、私はルート開拓の作業に参加させてもらいました。

*もちろん、不法に侵入しているわけはなく許可を経て作業しています。

今まで私は既にボルトの打たれている誰かが登っているルートだけを登っていました。

ルート1本を作るのに大量のボルトを打ち込む工具が必要で労力や資金が必要だと初めて知りました。

今回、できた作業はルートを見出して、ボルトを打つところまでです。

ボルトを打った後は試登と整備を行います。

試登とは実際に登ってみて危険な箇所の確認や難しさの判断、ボルト位置を調整するかを考えます。

整備とは登りやすくなるように、岩の汚れを落とす作業、取り付きの下地の危険を取り払う作業などを行います。

よりロッククライミングが楽しめる貴重な経験をさせていただきました。

佐藤