
こんにちは、理学療法士の佐藤です。
連日、サッカーのワールドカップで大いに盛り上がっていますね。
日本代表も、優勝候補と目されていたスペインやドイツを破るという素晴らしい結果を残してくれました。
実はクライミングにも世界と戦う大きな大会、ワールドカップが存在します。
クライミングのワールドカップは毎年開催されており、各国を回るツアー形式で予め年間のスケジュールが発表されます。
今年であれば、リード種目(命綱を使用する)、ボルダリング種目(命綱を使用しない)、スピード種目(頂上に到達するまでの時間を競い合う)の3種目を各6試合ずつ開催されました。
各大会の上位30人までにポイントが与えられて、年間で得られた総合ポイントをツアーの最後集計し種目、男女総合でランク付けされます。
たとえば
- 種目別で個人成績の年間ランキング
- 国別(男女総合)の成績で年間ランキングを決めるナショナルチームランキング
それぞれ上位3人が表彰される仕組みです。

実は今年(2022年度)のツアーは既に終了していて
ボルダリング種目では
男子では1〜3位まで日本人選手
女子では2位に日本人選手が入賞しており、ナショナルチームランキングは1位獲得しています。
リード種目では
男子が2位に日本人選手が入賞、入賞はないものの男女共に上位成績を日本は収めたためにリード種目でもナショナルチームランキングは1位を獲得しています。
スピード種目では、まだまだ発展途上で今季は上位入賞には至りませんでした。
来年(2023年)のクライミングワールカップのツアースケジュールは発表されています。
クライミングワールドカップスケジュール
4月21~23日
日本・八王子(ボルダリング)
4月28~30日
韓国・ソウル(スピード・ボルダリング)
5月6~7日
インドネシア・未定(スピード)
5月19~21日
米国・ソルトレイクシティ(スピード・ボルダリング)
6月2~4日
チェコ・プラハ(ボルダリング)
6月9~11日
イタリア・ブリクセン(ボルダリング)
6月14~18日
オーストリア・インスブルック(ボルダリング・リード)
6月30日~7月2日
スイス・ヴィラール(スピード・リード)
7月7~9日
フランス・シャモニー(スピード・リード)
7月14~15日
フランス・ブリアンソン(リード)
9月1~2日
スロベニア・コペル(リード)
9月22~24日
中国・呉江(スピード・リード)
ボルダリング種目の初戦はなんと日本の八王子(八王子市総合体育館)で行われます。
地上波の中継予定現在ありませんが、Youtubeチャンネルでライブ中継されると思います。
今年行われた大会のアーカイブも見れますので興味があれば是非一度見てみてください。
佐藤