新年あけましておめでとうございます。

 

西東京市・練馬区・新座市の間に位置する西東京かとう整形外科クリニック、理学療法士の小柳です。

  
今年も1年間、さまざまな痛みや困りごとなどを解決できるようにリハビリを頑張りますので、ぜひよろしくお願い致します。

 

さて、早速ですが今回は、お正月と言えばお餅、お餅と言えばのどにつっかえる危険性があるという事で飲み込みについてお話をしようと思います。

  

当院は、理学療法士が6名勤務し、運動器リハビリテーションを行っているクリニックなのですが、飲み込みなどの口周りのリハビリは言語聴覚士という専門職の方々がいらっしゃいます。

  

言語聴覚士の方々は、しゃべる・食べるなど口や喉の動きに関してのプロフェッショナルでむせてしまったり、食べ物が気道に入ってしまう(誤嚥)を予防するためのリハビリを行っていらっしゃいます。

 

そんな、言語聴覚士の方々と、私たち理学療法士が共通してチェックできる部分として食事を取る際の座り姿勢があります。

 

ここでは、より誤嚥を避けられるような座り方をお伝えします。

 

理学療法士が指導する良い座位姿勢とは

早速本題ですが、正しい座り方とはどのような姿勢でしょうか?

 

理想的な姿勢として、骨盤が後ろに傾いておらず、身体を横から見た時に、頭・肩・お尻が一直線にある姿が理想的とされています。

 

左側が丸まった座位姿勢、右側が良い座位姿勢です。

 

右側の良い座位姿勢ですと、

 

喉の前側にある気道の蓋がしっかりとしまり食べ物は食道へと流れていくのですが、

 

骨盤が後ろに傾き・頭が前方に出ているような姿勢ですと、この部分が締りくく、気道側に食べ物が流れて、むせや誤嚥などの原因になってしまいます。

 

また、理想的な姿勢の方が、顎や喉の筋肉も正しく使え、より強く噛む・飲む事ができるとされています。
  

新年から、楽しく・おいしく色々な物が食べられるように、座っている姿勢も意識して食事をしてみるのもいいかなと思います。

 

西東京かとう整形外科

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