体幹エクササイズのポイント

  • 量よりも質:正しいタイミングで目的の筋に力が入る、脊椎の動きをコントロールする。
  • 腰椎の中間位を保つ(丸まらない・そらない)。
  • 痛みのない範囲でエクササイズを継続する。痛みが増悪する場合は中止する。
  • 運動量の目安:6〜10回、1〜3セットを行う。

良い座位姿勢と腹腔内圧

  1. 骨盤をできるだけ立て、10% 力を抜く。腰椎は軽く前にカーブする。
  2. 息を吸いながら、お腹の下・横・後に置いた指を押し返
    息を吐きながら、指を押し返した状態を保つ。

同じ姿勢を長時間しない。良くない姿勢に気づいたら姿勢を変えて、リラックスした姿勢を心がけましょう。

良い座位姿勢と骨盤前傾

  1. 骨盤をできるだけ立て、10% 力を抜く。
  2. 腹腔内圧を保ちながら、骨盤を前傾させる。

胸からのおじぎにならないように注意する。

長座位で行う骨盤前傾

  1. 長座位、膝を軽く曲げて、大腿の後または膝の前に手を置く。
    骨盤を後に傾け、腰椎、胸椎の順に丸まる。
  2. 骨盤を前に傾け、腰椎中間位を保つ。胸が先に前方に移動しないように注意する。
  3. 骨盤前傾位・腰椎中間位を保ちながら、体幹を後方に倒す(約20°)。体幹後方位を保ちながら、前ならえを行う。

座っている時に猫背になってしまう方、腸腰筋の筋力低下がある方に効果のあるエクササイズの1つです。