体幹エクササイズのポイント

  • 量よりも質:正しいタイミングで目的の筋に力が入る、脊椎の動きをコントロールする。
  • 腰椎の中間位を保つ(丸まらない・そらない)。
  • 痛みのない範囲でエクササイズを継続する。痛みが増悪する場合は中止する。
  • 運動量の目安:6〜10回、1〜3セットを行う。

クローリング・ハンド

  1. 肩の下に手、お尻の下に膝を置く(四つばい)。中指はまっすぐ、母指球と小指球に荷重する。小指球に荷重しすぎない。腰椎中間位、頭と背中を一直線にして、腹腔内圧を保つ。
  2. 四つばいを保ちながら、片手を前に出す。

クローリング・レッグ

  1. 肩の下に手、お尻の下に膝を置く(四つばい)。中指はまっすぐ、母指球と小指球に荷重する。小指球に荷重しすぎない。腰椎中間位、頭と背中を一直線にして、腹腔内圧を保つ。
  2. 四つばいを保ちながら、片足を前に出す。
  3. 四つばいを保ちながら、片足を後に下げる(反対の膝よりも)

クローリング

  1. 肩の下に手、お尻の下に膝を置く(四つばい)。中指はまっすぐ、母指球と小指球に荷重する。小指球に荷重しすぎない。腰椎中間位、頭と背中を一直線にして、腹腔内圧を保つ。
  2. 四つ這いを保ちながら、片手と片足を同時に前に出す。

ベアーポジション

  1. 四つばい、腹腔内圧を保ちながら、両膝を持ち上げ、つま先をたてる。
  2. 頭・背中を一直線、5〜10秒保つ。両方のつま先に均等に体重がかかる。

頭が下がらないよう、肩甲骨が浮かないように注意する。

ハイ・ベアーポジション

  1. 四つばい、腹腔内圧を保ちながら、両膝を持ち上げ、つま先をたてる。
  2. 腹腔内圧を保ちながら、骨盤を肩よりも高くし、頭・背中を一直線にする。両方のつま先に均等に体重がかかる。

頭が下がらない、肩甲骨が浮かないように注意する。

アームリーチ

  1. 四つばい、頭と背中を一直線、腰椎中間位(ニュートラル)とする。
  2. 腹腔内圧を保ちながら、片手を前に伸ばし、5秒止める。

頭が下がらない、肩甲骨が浮かないように注意する。

レッグリーチ

  1. 四つばい、頭と背中を一直線、腰椎中間位(ニュートラル)とする。
  2. 腹腔内圧を保ちながら、片足を伸ばし、5秒止める。骨盤は水平、おへそ、膝は床を向く。

頭が下がらない、肩甲骨が浮かないように注意する。

バードドック

  1. 四つばい、頭と背中を一直線、腰椎中間位(ニュートラル)とする。
  2. 腹腔内圧を保ちながら、右手と左足を挙げ、5秒止める。逆側の動きも行う。骨盤は水平、おへそ、膝のお皿を床方向に向ける。

頭が下がらない、肩甲骨が浮かないように注意する。