神経に負担のかかる姿勢・動作

神経症状が強い急性期は、神経に負荷のかかる姿勢や動作は避けましょう。

前かがみの座位姿勢、長座位で前かがみになると神経に負荷が加わります。

まれに、足の過回内によって足底に負荷が加わり、神経症状を誘発する場合もあります。

背)座骨神経の体操

  1. あおむけ、もも裏を抱える(タオルを使っても良い)。
  2. もも裏を胸に引き寄せながら、膝を伸ばす。必要に応じて、つま先も上げる。

長座位)座骨神経の体操

  1. 長座位、膝の下に丸めたタオルまたはクッションを置く。
  2. 下を見ながら、骨盤・腰椎を丸める。
  3. 前を見ながら、骨盤を立て、膝を伸ばす。必要に応じて、つま先も上げる。

座位)座骨神経の体操

  1. 座位、腰の後ろで両手を組む。
  2. 腰椎・骨盤を丸め、下を見る。
  3. 骨盤を立てながら、前を見て、膝を伸ばす。必要に応じて、つま先も上げる。

座位)座骨神経(前屈)

  1. 座位、片足を前に出し、骨盤・腰椎を丸める。
  2. 骨盤を立てながら、片方の膝を伸ばす。必要に応じて、つま先も上げる。

うつぶせ)大腿神経