上肢エクササイズのポイント

  • 量よりも質:

    正しいタイミングで目的の筋に力が入る。
  • 痛みのない範囲でエクササイズを継続する。
  • 痛みが増悪する場合は中止する。
  • 運動量の目安:10〜20回、1〜3セットを行う。

横向き)僧帽筋中部・下部

  1. 横向き、手を自分の目線まで上げる。
  2. 肩甲骨を寄せるように斜め下に向かって動かす。

うつぶせ)僧帽筋中部・下部

  1. 片手を上に上げる。肩幅より少し開いたところで手のひらを内側に向ける。
  2. ベットから離すように少し上に持ち上げる。

腰を反らない。

体を開かない。

立位)僧帽筋中部・下部

  1. 立位にて、手を上に上げる。肩幅より少し開いたところで手のひらを内側に向ける。
  2. 壁から手を離すように少し後ろに引く。

肩をすくませない。

壁)ボールプッシュ

  1. 壁に向かって立ち、胸の高さまで手をあげる。
  2. 肘を伸ばしたまま、ボールを潰す。

壁と垂直になるようにする。

壁)ボールコロコロ

セラバンド・Tエクササイズ

  1. 肩甲骨を適切な位置に保ちながら、膝を伸ばす。前腕と手の甲がまっすぐにする。
  2. セラバンドを両手に持ち、肩甲骨を寄せながら肘を曲げる(90°)

パンチ:セラバンド

  1. セラバンドを体の後ろに回し、肘を曲げた状態で両手で持つ。
  2. 肘を前方に伸ばす。

エルボーエクステンション

  1. 体の後ろでセラバンドを持つ。
  2. 片方の手を肘を曲げたまま上に上げる。
  3. 肘を曲げたところから、上に向かって肘を伸ばしていく。

バンザイ

  1. 座位にて、肘を伸ばしたまま、セラバンドがたわまないように両手で持つ。
  2. そのまま上に上げる。

肘が曲がってこないようにする。

肩をすくませない。

セラバンド・プルエクササイズ

  • セラバンドを手すりなどにかけて、両手で持つ。
  • 肩甲骨を寄せながら、セラバンドを引く。手はおへその高さにする。