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エクササイズのポイント
- 腰椎中間位(ニュートラル):反りすぎない・丸まりすぎない
- 肋骨・脊椎・骨盤は動かない
- 呼吸を止めない
- 痛みのない範囲で運動を継続する
ホームエクササイズ 注意点
当院では、患者様の個々の状態また身体機能に応じてホームエクササイズの内容・運動量を調整しています。
ホームエクササイズの実施については、理学療法士の指導に沿って行ってください。
お腹に力を入れる
お腹に力を入れる方法には、ブレーシングまたはドローイン(アブドミナルホローイング)があります。
どちらの方法を行うかは理学療法士が患者様の状態、やりやすさ、効果を確認して判断します。
<運動量の目安> 10回
ブレーシング
- 仰向け、両膝を曲げ、力を入れたい場所に指を置く
- 腰椎中間位、3~5秒間、指を押し返すように力を入れる
お腹の真ん中(腹直筋)に力が入らない
ドローイン(アブドミナルホローイング)
- 仰向け、両膝を曲げ、力を入れたい場所に指を置く
- 腰椎中間位、3~5秒間、下腹部を背中方向にゆっくり引き込み、下腹を触って深部の筋肉が硬くなるのを感じる
横腹に力がはいらない
仰向けで難しい場合は、横向き、または、四つ這い、などで練習します。
お腹に力を入れた状態で上肢・下肢を動かす
<運動量の目安> 10回
足を5cmスライド
踵が浮かないように注意しましょう。
大腿を5cm外に開く
骨盤が動かないように注意しましょう。
大腿を1cm挙げる
膝を伸ばすのではなく、ももの付け根(股関節)から動かすようにしましょう。
大腿を股関節90°まで挙げる
膝を伸ばすのではなく、ももの付け根(股関節)から動かすようにしましょう。
両手が見える範囲で万歳
腰がそらないように注意しましょう。